
ポーティング・ソフトウエア概要

OSIRIS ソフトウエア
IN2FABの実績あるOSIRIS技術は、既存のアナログおよびミックスドシグナル回路をファウンドリ、プロセス、およびジオメトリサイズの間で移動するための迅速なメソドロジを提供します。 Cadence社のプラットフォームツールをベースにしたOSIRISは、世界の主要ファウンドリおよびライブラリベンダの設計環境およびプロセス設計キット(PDK)と完全に統合されています。 直観的な分析ツールを使用し て、OSIRISは回路図、レイアウトおよび他のデザインベースの情報をターゲットファウンドリの仕様に合わせこみポーティングをします。特別なルールファイル、デザイン制約、さらに特別なEDAサポートは必要ありません。

OSIRISを用いてSerdesのレイアウトを65nmから45nmのプロセスにポーティングした例です
主な機能
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完全な階層とトポロジの保存
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ルールとデバイスの迅速なセットアップ
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ソースからターゲットプロセスへのレイヤの簡単なマッピング
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パラメータ化されたセルとビアの対話型マッピング
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Cadence Virtuosoレイアウト環境で保持されているレイアウト
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Cadence Composer環境で変換された回路図データ
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ファウンダリ提供する設計キットと完全互換
OSIRIS 回路図ポーティング・ソフトウエア
IN2FABの回路図ポーティングは、異なるプロセスやファウンドリ間で設計すべれをポーティングするための包括的なツールです。 OSIRISは、Cadence Design SystemsのComposer™回路図編集ツールをベースにし、ソースからターゲットのPDKへのスムーズな移行手順を容易にします。ソフトウエアには、完全な物理配置、再配線、パラメータのマッピングの変換を自動化します。
機能
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全ての階層、ビューのサポート
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直感的なGUI による作業フロー
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コンポーネントの違いを自動調整
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先進的なパラメータマッピング
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ピン変更のための自動再配線
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ピンの違いに合わせてワイヤを追加または削除をする機能
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配線のショートの検出および再配線
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比較チェックを容易にする専用ツール
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OSIRIS APIソフトウェアによりオプションのフロー拡張が可能

OSIRIS レイアウト・ポーティング・ソフトウエア

OSIRISレイアウト・ポーティング・ソフトウエアは、レイアウトデータを新しいプロセスに、複雑なルール設定や拡張CADサポートを必要とせず、素早くポーティングします。
OSIRISは、既存の設計ストラクチュアをPDKに含まれる情報と組み合わせて使用し、古いPcell、Viaインスタンスを新しいファウンドリのものに置き換えます。 その後の処理ステップで、元のトポロジとハイアラキーを維持しながら、新しいコンポーネントに合わせてレイアウトを調整します。
機能
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GDSIIまたはCadenceデータベースを入力
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トポロジとルートの維持
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すべてのハイアラキーとビューのサポート
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直感的なGUIによる作業フロー
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先進的なパラメータマッピング
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インタラクティブな設計プロセス
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Pcellの違いに対する接続調整
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インタラクティブな形状を調整
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設計情報の保存
OSIRIS テストベンチ・ポーティング・ソフトウエア
IN2FABのテストベンチ・ポーティング・ソフトウェアは、プロセスとテクノロジ間で回路図データとモデルのファイルを変換します。ソフトウエアで、ソースの設計を調べ、ターゲットプロセスのコンポーネントのリストと一致させることができるステート・ファイルおよびモデルを用意されます。 マッピングが完了すると、各ファイルは新しいテクノロジに変換されます。シミュレーションは新しいテクノロジのデザインにて実行可能となります。
特徴
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全自動でテストベンチ・ポーティング
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直感的なユーザーインターフェースによる使いやすさ
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Cadence ADE™およびComposer™デザインツールと完全に統合
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独立したプロセスおよび設計キット
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回路を参照のために回路図ポーティング・ソフトウェアと統合
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自動的にファイル、ディレクトリ、およびハイアラキーを管理
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出力ファイルから直接シミュレーションを同時に実行
