ディジタル・マーケティング
- 東京ナノファーム
- 2020年2月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年2月17日
今回は新しい市場展開モデルの取り組みについて書いてみたいと思います。すでにBtoCでは、ディジタル・マーケティングが主流になっています。一方、東京ナノファームの製品は、BtoBがメインであり、リード獲得に注力し、お客様との関係を重視した直感・経験をもとに訪問型の営業スタイルが主流になりがちです。
参考:デジタル技術を活用した業務革新の着眼点:内山悟志 (ITRエグゼクティブ・アナリスト) https://japan.zdnet.com/article/35138130/
しかしながら、B2Bといえども、インターネットなどの普及により、顧客は情報集が簡単に行えるようになり、ある調査結果では訪問営業の段階で約6割がすでにWEBで検討段階を終えた結果がでています。また、商談において顧客の検討プロセスがトップダウン中心からボトムアップにシフトしていると考えます。顧客は御用聞きではなく必要な情報を提供を効率的に提供されることを望まれています。
参考:マーケティングオートメーションとは何か?機能と導入のメリット:Innova
そこで東京ナノファームもディジタル・マーケティングの取り組みを2年ほど前から進めています。まず手を入れたのはホームページをカストマイズし、SEOを改善、ソーシャルメディアの活用、さらに以前のブログで取り上げたようにBtoCとしても成り立つ製品を扱い、ECサイトを実験的に立ち上げなどを行ってきました。
おなじみとなりましたガートナーの提供するハイパーサイクルの、ディジタル・マーケティングをみてみたいと思います。下記が2019年時点でのディジタルマーケィングのハイパーサイクルです。

この中で、今後、BtoBにおけるディジタル・マーケティングの取り組みにおいて、
・Personification Marketing
・Real-Time Marketing
・Conversational Marketing
を注力しています。
これらは、オンラインの視聴者、ウェブサイトへの訪問者を促進し、また効果的にWEB、ホームページなどのコンテンツ、製品情報、プロモーションの推奨を、サイト訪問者、アプリユーザーに動的に配信するものです。会話型マーケティングテクノロジーは、顧客との対話をシミュレーションし、長期的なエンゲージメントの目標を効率的・効果的に達成できると考えています。
これをサポートする具体的な実用的なツールとして、下記がBtoBにおけるリード案件エンゲージにおけるフェーズ毎における手法をライフサイクルにまとめた表です。

電子メールは言うに及ばず、TOFU(例:ブログ、YouTube、ソーシャルメディア)、MOFU(例:WebExトレーニング)、BOFU(例:デモ、無性評価、ベンチマーク比較)など確立された手法を、さらにAI、BOT、Intercom、Driftなどをを利用を検討しています。
執筆:片山 雅美
参考:Innovating Digital marketing 2020 - key trends from the latest Gartner hyper cycle
Dr. Dave Chaffer
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